来月の非常に楽しみなライブをご紹介させて頂きます。
四ッ谷ホメリにて、Gt助川太郎さんとのDuoで出演致します。
私たちが取り組んでいる、南米音楽、Jazzを中心におおくりします。
アルゼンチンで取り組んできたガウチョの音楽、Chamameへの取り組みの日本での第1歩となります。
Chamame(チャマメ)はリトラル地方のガウチョの音楽で、先住民文化と移民文化をそれぞれ濃厚に合わせ持つ、とてもユニークな音楽です。
もともとJazzを中心に取り組んでる私が、Chamame音楽に傾倒するのは突飛に思われるかもしれませんが、私自身としては宿命的に思っており、
自己分析しますと私がJazzに取り組んだ時点で抱いていたいくつかの感情。
•自分のルーツへの関心からくる邦楽への憧れ。
•ニューオリンズジャズ、エヴァンス氏をはじめとする多声構造的な和声の豊かさへの憧れ。
•ダンス文化への憧れ。
があり、それらの感情の根底を明らかにし、主体的に創作し、理想の表現を実現したい。という思いがありました。
そんな背景から、川越の葵囃子連に参加させていただき、日本の古来なリズム感や歌声の美学、アプローチの手段を体感し邦楽的な要素の実態が明らかになってきて、
そこで海外の音楽を聴いて邦楽に似た要素、似た美学が耳に入ってきて、はたしてそれって何なんだろう。となりました。
また別軸の感情で、アコーディオンという楽器はコード楽器でありながらもギターやピアノよりも一音の圧、存在感の強い楽器で、多声的な聞かせ方が向いているのではという思いがあり、
そんな中でフランスでも活躍するChamame奏者、またブラジルのチャマメ奏者の演奏が耳に入り、その緻密な和声技法と強いアクセントを持つリズム奏法に、1アコーディオン奏者として関心を持ちChamameの故郷コリエンテス に辿り着きました。
コリエンテスでは音楽的な気づき のみならず現地の暖かい心を持った人たちに多くの気づきを頂き、Chamameから学んだ事を他の創作に活かすとともに、Chamameを基礎にした創作も続けて行きたいと思います。
そんな創作活動の一環を、日本の南米音楽、Jazzで大活躍されている助川太郎さんとご一緒にやらせて頂きます。
8/9(金)南米音楽&Jazz Duo
Open 19:00 Start 19:30
Charge 予約¥2500 当日¥3000
四ッ谷ホメリ
東京都新宿区四谷三栄町9-5坊ビル2F
03-6320-0790
ご予約はお店、又はDMにて行っております。
宜しくお願い致します。